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師走だというのにネットばっかりやっている煩悩の塊の皆様はじめまして、じゃ
まおくんと申します。HNが呼びづらい方はコードネームの方で「ジャッカル」と
呼んで下さっても結構です。それはまあウソですけど。大体「じゃ」と「ジャ」
の部分しか合ってないし。来年からは思いつきでしゃべらないように気を付けよ
うと思った。

それはそうと自分のサイトでは普段、映画やマンガをネタに文章を書いているも
のですから、今回の企画のように「自由かつ爽やかにフリーダムな風を感じなが
ら己の好きなテーマで書いて良し」と言われてしまうとかえって困ってしまいま
す。自由って難しい。

もちろん自分のサイトでも日記を書いたりすることはありますけれど、恥ずかし
ながら大抵は人に対する妬みとか嫉みとか愚痴ばかりなんです。とても本企画の
ように明日の日本を背負った青少年達が集う、いうなれば「真剣ニートしゃべり
場」で書けるような内容ではありません。教育上よろしくない。ましてや年末で
すから。年末ったら縁起モンじゃないですか。年末の行いが翌年一年間の先行き
を占いかねません。そんなわけで、今回は愚痴は言わない、毒も吐かない、嫉妬
もしない、煩悩を全て取り除いたクリーンなテーマで書くことを心がけます。そ
の結果、もしかしたら非常に短く拙い文章になってしまうかもしれませんが、慣
れてないものでひとつご容赦いただければと思います。

というわけで年末ですね。年末といえば、都会ではイルミネーションが素敵です。
東京ではイルミネーションといえばそう、六本木ヒルズが有名です。クリスマス
から年末にかけて恋人達は六本木ヒルズの美しいイルミネーションを眺めながら
見つめ合い、そして希望に満ち溢れたニューイヤーを迎えるのです。「僕た
ち・・・来年こそは結婚しようか?」なんてささやく。すると彼女は頬をほんの
りと赤く染めて「うん、そうだね」・・・・・って、そんな・・・そんなやつら
に今年こそ血の雨を降らせてやりたいですよね!ヒルズを血で真っ赤に染めてや
りたいよ。それが僕らの願いだ!!

大体ね、六本木ヒルズといえば「ヒルズ族」っていますよね?なんかセレブとか
呼ばれてて、室内にいても首にマフラー巻いているようなファッションをするお
金持ちのことです。室内なんだからマフラーはずせっつーの!新陳代謝がおかし
くなるっつーの!新陳代謝が狂うと小じわやくすみの原因になり・・・ってそん
なことはどうでもいいんですけども、あまりに昨今のヒルズ族のもてはやされっ
ぷりに腹が立つので自分のサイトではいつも「ヒルズ族」とか、嫌な感じのキー
ワードリンクを貼ったりしていますよ。みんなもやるといい。スカッとします。

それにしてもほんとヒルズ族、できることなら来年ぐらいから少しずつ減って欲
しいですね。あれか?暴走族も珍走団って呼ばれるようになってから減ったよう
に、ヒルズ族も呼び方を変えれば減るのかな?たとえばどうでしょうか、「室内
マフラー団」ってのは?イマイチですか?もひとつパンチにかけますか?うーん
じゃあ、「黒Tシャツ腕組み団」とか・・・うーん、それだとホリエモン限定だ
しなあ。

確かに人は皆、成功を夢見て野望を持ちたがるもの。それは否定できません。例
えばホームページをはじめた人は、今より多くの人に見てもらいたいという欲求
が次第に大きくなったりします。そういった野望を持つことは無理からぬことで
す。ヒルズ族とて同じ。ビジネスで成功した人間たちがそのステータスを求めて
たまたま六本木に集っただけのこと、それはいい。

その昔、吉田栄作という偉大な俳優がいた(注:今もいます)。男の中の男であ
った。彼は、16歳の頃新宿の高層ビルから下を見下ろし、窓下に見えるちっぽけ
な人や車を眺めて、いつの日かビッグな男になってやると誓ったそうだ。そして
野望を胸に秘めたまま上京、1988年「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパ
ン」でグランプリを獲得して華々しく芸能界デビュー。その後は抱かれたい男No.
1としてトレンディドラマ界を席巻し、織田裕二、加勢大周とともに平成御三家
と呼ばれるようになる。栄作のサクセスはもはや手中にあると誰もが思ったその
時、突如として栄作はアメリカ武者修行の旅を決意した。人気者になって有頂天
になりハングリーさを失いつつあった彼は誓った、アメリカで皿洗いとして一か
ら出直し、”さらに”ビッグになって帰ってくると(皿洗いだけに)・・・って
何の話だっけ?そうそう、ヒルズ族の話ですよ。ヒルズ族。

あれでしょ?ヒルズ族ってホームパーティーとかやるんですよね?丸っこいクラ
ッカーの上にキャビアとかチーズとか明太マヨネーズとかを乗せて、フランス直
輸入の極上ワインを招待した女優とか女子アナとかに振舞ったりするあれ。あん
なのアメリカ文化じゃないですか。日本であんな事して許されるんですか?あん
な破廉恥な行為・・・俺が許しても日本の法が許さないはずだ!

しかしながらその頃、フランス直輸入のブルゴーニュワインでほろ酔い加減の女
子アナ達はもう既にヒルズ族にメロメロですよ。ルームキーを渡されて、「僕の
明太マヨネーズも食べてみないか?」とか言われたりするに違いないんですよ。
破廉恥すぎる。大和撫子はどこに行ってしまったのか?全く嘆かわしい限りです。

そんなわけで、世の中の女性達はヒルズ族の甘いトークに誘われても強い意志を
もって跳ね返して欲しい。君達は、男性にとっての癒しであり、安らぎであり、
そして地上に舞い降りた天使なのであります。決して一握りの金持ちのためにあ
るのではないのです。今は不安かもしれない、だが心配は要らない、来年からは
僕らがヒルズ族を始末するから。そう、俺達の戦いは今始まったばかりさ。立て
よ若人よ!ノーモアヒルズ族!ノーモア室内マフラー!!

などということは全く考えておりませんので、ヒルズ族の皆様におかれましては
来年もより一層のご活躍をお祈り申し上げるとともに、ホームパーティーなどお
誘いいただければ幸いでございます。あと、とってつけたようで恐縮なんですが
皆様良いお年を。
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